小池都知事が定例会見9月3日(全文2完)武器を2つ整えた点は評価すべき
東京都の小池百合子知事は3日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年9月3日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年9月3日) ◇ ◇
菅総理が自民総裁選不出馬を表明。受け止めを
東京新聞:分かりました、ありがとうございます。もう1点なんですが、これは国政関連になりますけれども、先ほど菅総理が自民党総裁選に立候補しないというふうに表明されました。まず率直な受け止めと、菅政権のこの1年間の評価を、知事としての思いを教えてください。それと、東京都と国はコロナ対策等で、この間、連携して進めてきたと思います。党本部の二階幹事長も今回退かれるという状況の中で、国と東京都の関係、都政への影響等、有無を含めてお考えを教えてください。 小池:まず出馬、総裁選にお出にならないという、先ほど自らお話しになっておられました。最初に聞いたのも、ほぼそれぐらいの時間ですけれども、大変驚きました。この間、コロナ対策についても、特に今の抗体カクテル療法であるとか、これは最初、24時間様子を見なければならないというお話だったんですが、それを強力に、外来も可能にするなど、進めてこられたなど、コロナ対策はかなり大胆に、積極的に進めてこられたわけであります。それによって東京都に対して、例えば職域のワクチンも、これもやはり人口比に関して、東京は非常に企業も多いところから、職域でワクチンが受けられるという体制をつくられたりというような、さまざまな具体例があります。 これはどこの国も今さまざまな、国難として、一番大きな政策としても取られておられる、各国がね、という状況ですので、これからもこのコロナ対策というのは、どなたがリーダーになられても重要な、最重要な課題になっていくのではないかと思います。また、二階幹事長については、今回もコロナ対策ほか、いろんな面でご協力いただいてきたことに感謝申し上げます。 東京新聞:関連で最後に1点だけ。次期総裁イコール総理ということになるんですけれども、今、岸田さんとか高市さんが名乗りを上げている中で、どういう人物がふさわしいとお考えになられるか。男性、女性、中堅、若手、ベテラン、いろんな考え方、国家観とか、いろんな考え方があると思うんですが、どういう人物が次期総理・総裁にふさわしいかとお考えになられているでしょうか。 小池:私には投票権がございませんので、それは自民党の中でお決めになることだと思います。 東京新聞:幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。知事の指名を受けてから社名とお名前を名乗った上で質問をお願いします。どうぞ。