<春に駆ける’22センバツ>只見 吉津主将「全力疾走で」 選抜旗授与 渡部町長も激励 /福島
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する只見に21日、選抜旗が授与された。新型コロナウイルス対策で全校生徒の出席は見合わせ、同町の只見振興センターで実施した。 式には部員15人と長谷川清之監督や学校関係者に加え、渡部勇夫町長も出席。高橋宗男・毎日新聞福島支局長から校名入りの選抜旗を受け取った伊藤勝宏校長が、吉津塁主将(2年)に手渡した。 長谷川監督は「今年は例年よりグラウンドが雪に覆われている期間が長く、実戦練習が不足している。選手が甲子園で力を発揮できるよう、できることをすべてしたい」と抱負を述べた。吉津主将は「町内や全国から応援のメッセージをいただき、それに応えるプレーをしなければいけないと感じている。甲子園では『全力疾走』を徹底し、常に笑顔でプレーしたい」と、決意を新たにした。 大会は、3月18日に阪神甲子園球場で開幕する。【三浦研吾】