【DeNA】ドラ4「ハマのアンパンマン」と呼んで 大学3年時に投手転向 異色の経歴持つ152キロ右腕
DeNAの新入団選手発表会が7日、横浜市内で行われ、ドラフト4位の若松尚輝投手(24)=四国IL高知=が約1000人のファンに愛称「ハマのアンパンマン」をアピールした。 愛くるしい丸顔で横浜のファンに呼びかけた。「アンパンマンって、みんなに勇気と希望を与える。そんな選手になれたらいいかな」。「アンパンマン」は大学時代からのニックネーム。広島・松山との“アンパンマン対決”にも「できたら面白いんじゃないかな」と笑みを浮かべた。 独立リーグ時代の本拠地・高知は作者・やなせたかし氏の故郷。新本拠地・横浜には人気施設「アンパンマンこどもミュージアム」があるなど、縁を感じている。札幌学院大3年時に外野手から投手に転向した異色の経歴を持つ152キロ右腕は、父となった時には「連れて行ってあげたい」と想像を膨らませた。 「独立リーグで2年間野球をして、たくさんの人に支えられた。感謝の気持ちを忘れずに、人のため、チームのために腕を振りたい」。横浜の夢、27年ぶりのリーグ制覇へ。即戦力のアンパンマンは、みんなの夢を守るため、愛と勇気を胸に戦う。(内藤 菜月) ◆若松 尚輝(わかまつ・なおき)2000年5月10日、札幌市出身。24歳。札幌第一から札幌学院大に進み、3年時に投手転向。四国IL高知を経て、24年ドラフト4位でDeNA入団。最速152キロ。184センチ、93キロ。右投右打。
報知新聞社