小嶋陽菜が「ハー リップ トゥ」で見据える10周年 「ファンを楽しませるのは私の生き方。ずっと変わらない」
WWD:「10周年」のブランドの姿は見えてきた? 小嶋:「ハー リップ トゥ」をもっと長く続けたいという思いは年々強くなっています。「タレントのブランドは続かない」という世間のイメージは根強いです。長く続けることだけが正しいとは思わないのですが、こんなにすてきなスタッフとお客さまがいるのだから、できるだけ期待に応え続けたいという思いはあります。
WWD:今後の事業展開の構想は? 小嶋:扱うカテゴリーが大幅に増えることはないと思うんですが、今の事業やファンのベースがあれば、「なんでもできる」という気がしています。年齢とともに自分の気分も変化するかもしれないし、よりデイリー使いしやすい商品をそろえた別ラインも作ってみたい。ただ洋服を販売するだけではなくて、その先の体験まで届けていきたいという思いは強いです。
WWD:アイドル時代から20年間走り続けている。立ち止まりたくはならない?。 小嶋:思いません。ライフステージによって変化はあるかもしれないですが、仕事はし続けるかな。やっぱりファンを楽しませたい気持ちはアイドル時代からずっとコアにあって。それをやめることはないし、私の“生き方”としてずっと変わらないと思っています。