大阪・松井知事が定例会見1月16日(全文1)法定協議書取りまとめに死力尽くす
大阪府の松井一郎知事は16日、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・松井一郎知事が定例会見(2019年1月16日)」に対応しております。 【動画】大阪府・松井一郎知事が定例会見(2019年1月16日) ◇ ◇
地震・津波災害対策訓練の実施について
司会:ただいまから知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 松井:はい。まず平成30年度、大阪府地震・津波災害対策訓練の実施についてです。明日の1月の17日に、大阪府地震・津波災害対策訓練を実施すると共に、大阪府防災・危機管理対策推進本部を開催をいたします。 阪神・淡路大震災から今年で24年目を迎えます。この大震災の教訓を風化させることなく、また昨年発生した大阪府北部地震をはじめとするたび重なる災害の教訓を踏まえ、訓練を通じて、南海トラフ巨大地震など、今後の災害に備えてまいります。 訓練は休日の午前9時半に、南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生をし、府域で震度6強の揺れがあり、3分後に大津波警報が発表されたという想定で実施をいたします。まず初動体制構築のために、対応に当たる職員の緊急参集訓練を実施をします。私も有事の際、一刻も早く府庁に参集できるように、今回は府警のヘリによる緊急登庁訓練を行います。 緊急登庁訓練ののち、私を本部長とする災害対策本部会議の運営の訓練を実施をいたします。冒頭に私から府民に避難を呼び掛ける緊急メッセージを発信をします。次に大阪湾岸部の、沿岸部の岸和田市長、泉佐野市長とテレビ会議でつなぎ、被害および住民の皆さんの避難状況について報告をいただきます。また、今回は関西国際空港と電話をつなぎ、空港利用者の避難状況や支援要請などの確認をいたします。大阪府北部地震の教訓を踏まえ、この訓練で初動対応の業務の手順を確認をしていきます。 このほか、警察、消防、自衛隊、ライフライン企業で構成をする震災応急対応連絡会議の運営訓練を実施をいたします。救助部隊の展開状況や、ライフラインの供給停止状況など、防災関係の機関の相互の情報共有を行うとともに、連携強化を図り、支援調整で想定をした訓練を実施をします。各部局では初動対応、業務継続計画、災害対応対策の訓練を行います。大阪府警察では緊急交通路の確保訓練を実施をいたします。府内の主要幹線道路で通行規制を行いますので、通行を予定されている皆さんや近隣の住民の皆さんにはご迷惑をお掛けをしますが、ご協力をお願いします。 府民の皆さんも万が一の災害に備え、この機会に避難ルートや家庭内の食料備蓄など、再点検をお願いします。 次に大阪府防災・危機管理対策推進本部についてです。災害対策本部会議の運営訓練に続いて、大阪府における防災・危機管理対策の推進を図るために、各部局長を招集をし、大阪府防災・危機管理対策推進本部の会議を実施をいたします。有識者による検討委員会の提言をはじめ、今般のたび重なる災害の教訓を踏まえて、取り組みを取りまとめましたので、推進本部において確認を行います。その確認に基づき、地域防災計画や地震防災アクションプランなどの各種計画などを修正することとしております。なお、地域防災計画については関係機関参画の下、1月25日に開催を予定をしています。大阪府防災会議に諮った上で修正する予定です。 府民の皆さんの安全・安心を実現するために、これらの取り組みを着実に進め、さらなる災害対応力の強化に努めてまいります。僕からは以上です。 司会:それでは、ご質問をお受けいたします。最初に幹事社の毎日新聞さんから。