大阪・松井知事が定例会見1月16日(全文1)法定協議書取りまとめに死力尽くす
地震・津波災害対策訓練で一番力点を置くのは?
毎日新聞:幹事社の毎日新聞の【オカザキ 00:05:38】です。よろしくお願いします。幹事社から1点だけお願いします。府の地震・津波災害対策訓練についてお伺いします。昨年6月の北部地震の教訓を踏まえた初動対応の業務手順を確認するということですけれども、一番どこに力点を置いて、何かこれまでとは新たな訓練内容に違いがあるかをお伺いしたいと思います。また、昨年、有識者による南海トラフ地震対策に関する提言がまとまりましたら、来年度予算において何か防災関連の新たな政策を考えていることがあればお教えいただければと思います。 松井:訓練に関しまして、まだ、まずは初動の体制とその要員の確保、ここが重要であります。大阪府北部地震の際は、出勤時間帯の発生であったことから、初動時から必要とされる職員の確保、これができましたが、府の司令塔機関を早期に立ち上げるためには要員確保が重要であることから、全部局で要員確保のための参集訓練を実施するとともに、緊急防災推進員の全員の参集訓練、これを行います。 加えて私自身が緊急登庁訓練、これを実施いたしますが、移動手段の1つのツールとして、今回は陸路の途絶、これを想定をして府警のヘリを活用した登庁訓練を行います。 さらに、たび重なる災害の教訓を踏まえ、市町村や関西国際空港、関西電力など、防災関係機関との連携した訓練も実施します。 次に、明日の推進本部では、たび重なる災害の教訓を踏まえて、災害対応力の強化について、大阪府の取りまとめを行います。 取り組みといたしましては、災害被災者と直接向き合う災害対応を行う市町村に対して、迅速に支援する体制の強化、自ら判断し行動できるように鉄道情報など情報発信の強化、行政による対応だけでは限界があるために、多様な機関との連携、とりわけ民間団体などの力を借りる仕組みの強化を考えております。なお、予算を伴う事業につきましては、現在、予算編成過程であり、予算の確定と併せて説明をいたします。僕からは以上です。 司会:それでは次のご質問をお願いいたします。