帰る時は優勝旗と 星稜選手、甲子園へ出発 /石川
<センバツ2019> センバツに出場する星稜が19日、甲子園へと出発した。開幕日の23日にある履正社(大阪)との1回戦に向け、山瀬慎之助主将(2年)は「スイッチが入った」と語り、「次に(金沢に)帰ってくる時は優勝旗を持ってくる」と宣言した。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 選手らを乗せるバスは、同校野球場から出発。保護者や鍋谷正二校長も駆けつけた。鍋谷校長は「この日までの努力は、素晴らしいものがある。『一点集中』でいい試合を見せてほしい」と激励した。バスを運転する北陸交通の川淵和幸さん(61)は20年以上、星稜の選手を甲子園に送っている。「運転時はバック(後退)しない。験を担いでいきますよ」と笑顔を見せた。 大会注目右腕の奥川恭伸投手(2年)にとっては3回目の甲子園。優勝候補の主戦は「今までと違った緊張感はあるけど、それも楽しみたい」と泰然としていた。 星稜は20日、甲子園練習に臨む。【岩壁峻】