2人暮らしの家具選びのコツを徹底解説!間取りの説明やおすすめ家具紹介など、インテリアにこだわりたい人必見です【プロ監修】
家具を選ぶときのコツ
「生活するうえで必要な家具は、ソファ、ダイニングテーブル、テレビボードなど、座わった高さを基準に考えられた家具がほとんどです。そのため平面的でメリハリのない印象となりやすくなります。高さのある収納や観葉植物、間接照明などを取り入れることで、立体感を生み出すことができるのでぜひ試してみてください」(みねぎしさん)
リビングレイアウトのポイント
・縦長リビング 縦長リビングのメリットは、奥に広い間取りのため、両サイドの壁面を広く使うことができます。くつろぎを重視したソファや収納力のあるキャビネットを取り入れたり、壁面の空いたスペースに時計やアートなどを飾りやすい空間です。しかし、横長に比べて比較的窓が小さく、光量も抑えられがちです。奥行きの広さを遮らないようなレイアウトや家づくりを心掛けましょう。 ★レイアウトのアドバイス 縦長のリビングは、その奥行きによって広い視界が生まれやすく開放感を生んでくれます。リビング空間に2~2.5人掛けのソファを配置したい場合は、ソファ前のローテーブルのサイズを小さくしたり、ダイニングテーブルを2人掛けサイズにするなど、圧迫感のない動線づくりが必要です。 ・横長リビング 横長リビングはたくさんの魅力やメリットがあり、部屋全体に自然光が当たる明るいリビングダイニングにしたい時や、狭いマンションでも広く開放的に見せたい方にはおすすめの間取りです。しかし、一度家具を設置したらレイアウトが固定化されることが多いので注意が必要です。また、キッチン内から反対側のリビングまで視線が届きにくいため、家族が過ごす様子を把握しづらい点などもデメリットに挙げられます。 ★レイアウトのアドバイス 横長リビングは窓が大きく壁が少ないため、家具やテレビなどのレイアウトがしにくいのが特徴です。テレビは可動式にするのも一案です。 ・正方形のリビング ゆとりのある距離感で家具をレイアウトできるのが魅力です。奥行きがないので狭く感じやすいというデメリットもありますが、ソファ前にはローテーブルは置かずにサイドテーブルにしたり、ダイニングテーブルはサイズを変更できるタイプを選んだりと工夫をすれば十分に過ごしやすい空間をつくることができます。 ★レイアウトのアドバイス 窓が大きい場合や、中心部分に広くスペースが取れる場合は、視線のヌケを意識して開放感を演出しましょう。 家具をコンパクトなもの、ロータイプのものにするだけでも圧迫感が少なくなり、広さを感じられます。