【チャンピオンズC】1週前追い サンライズジパングは坂路で単走 音無師「来週はユタカ(武豊騎手)が乗ってしっかりとやる予定」
《栗東》みやこSを勝ったサンライズジパング(音無、牡3)は、坂路で単走追い。馬なりで4ハロン55秒6─13秒2と控えめながら、力強いフットワークで駆け上がった。音無調教師は「単走だったので時計は遅かったけど、速くならないようにと思っていたのでこれぐらいで十分。来週はユタカ(武豊騎手)が乗ってしっかりとやる予定です」と話した。 JRAダートGⅠ春秋連覇を狙うペプチドナイル(武英、牡6)は、CWコースで6ハロン85秒4─12秒0。単走馬なりながら軽快な走りを見せた。武英調教師は「予定していた追い切りとは少し違いましたが、動きは良かったと思います。ここまで順調に調整できています」と語った。 シリウスS1着ハギノアレグリアス(四位、牡7)は、坂路でロードクロンヌ(2勝)にクビ遅れた。それでも4ハロン52秒2─12秒5をマークし、好気配をアピール。岩田望騎手は「1週前追い切りなのでしっかりとやりました。状態は変わらずいいんじゃないかなと思います。このまま順調にいってくれればですね」とうなずく。 コリアCを制したクラウンプライド(新谷、牡5)は、CWコースで一番時計の6ハロン76秒4─12秒0で自己ベストを更新。手綱を取った小崎騎手(実戦は横山武騎手)は「しまいの脚さばきは軽かったですね。ほどよいガムシャラさがありました。走りのバランスも良かったです」と好感触を伝える。 安田記念4着ガイアフォース(栗・杉山晴、牡5)は、一杯に追われて4ハロン49秒8─12秒0の好タイムで登坂。キャプテンネキ(3勝)にクビ先着した。長岡騎手は「いい負荷をかけられ、いい時計でした。これでさらに良くなると思います」と笑みを浮かべた。 レディスプレリュード3着のアーテルアストレア(橋口、牝5)は、CWコースで6ハロン84秒4─12秒0。3頭併せで外に2馬身遅れたものの、内には3馬身半先着した。橋口調教師は「3頭併せの真ん中で、そのぶん道中は力みもありましたが、最後まで集中して走れていました」と納得の表情を浮かべる。