「俺もたまには打たなアカンなと」9回土壇場で同点打の巨人・岡本和真 一挙9得点に「あれだけつながればピッチャー楽に」
◇プロ野球セ・リーグ 巨人9-2広島(11日、マツダスタジアム) 巨人は9回に一挙9得点を奪い、大逆転勝利で広島との首位攻防戦2連勝となりました。 【画像】9月11日の広島対巨人のスタメン 0-2と2点ビハインドで迎えた9回、2つの四球とヒットでノーアウト満塁のチャンス作ると、3番・吉川尚輝選手が押し出し死球を受け1点を返します。 なおもノーアウト満塁で打席には4番・岡本和真選手。追い込まれながらも低めのカーブをレフト前へ運び、これが貴重な同点タイムリーヒットになります。その後、岡本選手の同点打をきっかけに打線が爆発し、この回一挙9得点を奪う攻撃で大逆転勝利。首位攻防戦2連勝としました。 今月は打率.222、チャンスで結果がでていなかった岡本選手。「俺もたまには打たなアカンなと思って打席に入りました」と9回の打席を振り返りました。 岡本選手のタイムリー後、モンテス選手の押し出し四球で勝ち越すとさらに4本のタイムリーが飛び出すなど13人の猛攻で9得点。「1点、2点差だったらカープ打線は怖いので、あれだけつながっていけばピッチャーも気持ち的に楽でしょうし、良かったです」とコメントしました。 広島との首位攻防戦を2連勝と勢いに乗る巨人。「本当に大事な3連戦だと思って挑んでいますし、みんなでつないでいい形になっていると思います。(マツダスタジアムでは)いつも負けることが多いので、この3連戦では明日も勝てるように頑張りたいなと思います」と首位攻防戦3連戦の最終戦に向けて強く意気込みました。