【紅白リハ】石川さゆり 2003年以来21年ぶりに「能登半島」歌唱 被災地復興願い「来年こそは…」
大みそか「第75回NHK紅白歌合戦(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、歌手の石川さゆり(66)が報道陣の取材に応じた。 【写真】フォトセッションでポーズをとる石川さゆり 紅組出場歌手で最多記録を持つ坂本は、47回目の出場。今年元日に発生した地震と9月の豪雨で大きな被害を受けた被災地の復興を願って、2003年以来21年ぶりに「能登半島」を歌唱する。 リハーサル前の会見に登壇した石川は意気込みを聞かれると「意気込みって皆さんなんて言ってますか? 大体、皆さん一生懸命歌いますとか…?」と茶目っ気たっぷりに質問返し。 それでも「いろいろ頑張った終点が紅白。自分たちに対しての“よく頑張りました”というご褒美。締めくくりだぞという思いと、能登半島では地震や豪雨など災害が多い年だったので、歌や音楽が元気を届けられるように。来年こそおっきな笑顔になれるように歌いたい」と力強く語った。 写真撮影にも快く応じ、「笑顔で」と言われると「皆さん笑ってください!みんなが難しい顔してるから…」とお茶目な表情。真っ黒の服装でシックな装いを見せ、会場からは「可愛い!」「素敵!」「カッコイイ」との声が飛び、報道陣までも和ませた。 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。司会は、お笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人。 ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の“顔”8人が務める。