【富士そば】徳島フェアの商品開発で即却下された「幻の試作品」を公開。「むしろ斬新」「めちゃくちゃお腹いっぱいになりそう」とSNSざわつく
――試作品を経て完成した徳島フェアの商品『なると金時てんこもり、すじ青のり入り徳島特製かき揚げ』が完成するまでの経緯を教えてください。 「試行錯誤を繰り返す中で、徳島県の『すじ青のり』に出会いました。漁業関係者様を通じて、徳島県の食品加工業者をご紹介していただき、最終的には徳島県の食材を徳島県で加工して、東京で販売することが実現しました。 「てんこもりとは徳島の人の繋がり、人情・食材が沢山入っているという想いで名前を付けさせて頂きました。この機会で発信できて、ありがたい次第です!」 ――富士そばさんは、定期的に挑戦的な試作品の写真を投稿されていますが、普段どれくらいの頻度で試作をされているのでしょうか。 「特に計画はありません。ふと思いついたら、先ずは試す。良かったら深追いをする。この流れで実施しています。気をつけていることは『先入観を捨てる』。先入観があっていること、想像の通りのことが多いのですが、素直に試すことで突破口や次の一手が見えてくることが多いです。なので、実直に試すことを大切にしております」
――ちなみに、今回のなると金時丸ごとそばと大学芋そばの試作品は、実際に食べてみたのでしょうか。 「なると金時を使用した料理、さつま芋の食べ方のそれぞれは、本当に美味しいです! 焼き芋をそばに乗せる場合は皮を剥かないことが条件になったりと食べ易さで難関が生じました。大学芋のそばは本当に美味しくて、蜂蜜とめんつゆの相性がこんなに合うこと知らされました! 何よりも、さつま芋を食べるときはさつま芋のままが一番美味しいことを知る素敵な機会になったと思っています! 皆様も無理して麺類の上に焼き芋を乗せないでください!」 ――今年、徳島フェアを行う予定はありますか? 「残念ではございますが、現在は徳島県様のフェアを実施する予定はございません。今年は沖縄県うるま市の勝連漁協様と『生もずく』を東京で販売する取り組みをさせて頂きました。この流れで、沖縄県の食材と食文化に注目をしております」 「今後もご連絡をくださった自治体様の意向に沿う形で駅前から、発信をしてまいります。ご興味がある方は富士そばにお気軽に声をかけてください。よろしくお願いいたします」 ・・・・・ 挑戦的な試作品が多く食べられる富士そば。丸ごと焼き芋そばは即却下されてしまいましたが、食べてみて美味しかったという大学芋そばは、実際に商品化して欲しいですね。
BuzzFeed Japan