「誇らしい」 8強に大阪勢3校、地元チームに観客沸く 高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会は3日、東大阪市花園ラグビー場で準々決勝4試合があり、4強が出そろった。この日は大阪府代表の全3校が登場し、会場には地元チームを応援しようと大勢の観客が集まった。 【第1回から第103回まで】全国高校ラグビーの軌跡 この日、常翔学園(大阪第3)は大分東明に24―19で、東海大大阪仰星(大阪第2)は東福岡に17―12でそれぞれ勝って4強に進出。大阪桐蔭(大阪第1)は前回大会の優勝校・桐蔭学園(神奈川)に14―26で負けて8強で敗退した。 スタンドで観戦していた東大阪市の中学3年、石田陸翔(りくと)さん(15)は「府勢が8強に3校も残って誇らしく、試合では最後まで諦めない『大阪魂』を感じた。自分は今年から高校でラグビーをするが、次は自分がこの舞台に立てるよう頑張りたい」と目を輝かせた。 5日の準決勝は、国学院栃木―桐蔭学園(午後0時45分開始)、東海大大阪仰星―常翔学園(午後2時半開始)の組み合わせで実施される。【郡悠介】