キャリアの携帯ショップと「マクドナルド」の店舗数はどちらが多いのか?
全国のキャリアの携帯ショップの総数はどれくらい?
結論から言えば、携帯キャリアショップの総数は、マクドナルドとモスバーガーを合わせた数をはるかに上回ります。2024年2月時点で、全国のキャリアショップ数は7,339店舗です。半年前と比べて235店舗減少しているものの、マクドナルドの店舗数を上回るのはもちろん、マクドナルド+モスバーガー+ケンタッキーフライドチキン+バーガーキング+ロッテリアの合計も上回ります。 つまり閉店ラッシュというイメージが強いだけで、有名ファストフード店を見かける頻度よりも多く「ドコモショップ」や「auショップ」「ソフトバンクショップ」を見かける機会が依然として多いと言えるかもしれません。 では、キャリア別の店舗数もご紹介します。 ■ドコモショップの店舗数 NTTドコモの店舗数は2023年2月時点で2,208店舗。マクドナルドよりは少ないものの、モスバーガー+ケンタッキーフライドチキンの合計と近しい店舗数。ハンバーガーチェーン以外で言えば、スタバより数が多いです。なお、ドコモは2022年度から2025年度までの3年間で約700店舗を削減する計画が明らかになっており、近年は店舗数がどんどん減っています。 ■auショップの店舗数 auの店舗数は2023年3月時点で1,780店舗。なお姉妹ブランドであるUQモバイルの「UQスポット」は238店舗となっています。auショップの店舗数はスタバと良い勝負です。なお、auは「au Style」という新しいコンセプトの店舗も展開。上記の店舗数は従来のauショップと「au Style」の合計です。 ■ソフトバンクショップの店舗数 ソフトバンクの店舗数は2023年2月時点で2,237店舗。なお、ワイモバイルも全国約2,500店あります(※ソフトバンクショップ内の併設店やワイモバイル取扱店を含む)。 ■その他 先述した通り、UQモバイルやワイモバイルなど、キャリアのサブブランドも多く店舗があるほか、楽天モバイルも2022年3月に出店数1,000店舗を突破しています。 こうした合計で、全国で携帯ショップは7500店舗ほどあると見られます。 つまり「閉店ラッシュ」のイメージが強い携帯ショップは、キャリアの携帯ショップをカウントするだけでも圧倒的な店舗数がまだまだ残っています。有名ファストフード店と比較すると店舗数の多さが分かりやすく、スマホやタブレットの契約に対面サポートを必要としている人の多さがよく伝わってきます。 加えてこれらの店舗数はキャリアの携帯ショップだけをカウントしているため、家電量販店などは含んでいません。 近年はオンラインで契約が完了するスマホ契約プランも登場していますが、まだまだキャリアの携帯ショップへのニーズが大きく落ち込むことはないと言ってもいいかもしれませんね。
オトナライフ