【2026年卒】学情「就職人気企業ランキング」トップ100発表! “7年連続1位”となった企業は?
20代社会人・学生の転職・就職支援サービスを提供する学情(東京都中央区)が、2026年3月卒業予定の学生を対象とした「就職人気企業ランキング」を発表しました。 【1~100位】昨年32位→今年5位の“人気急上昇”企業は? これが2026卒「就職人気企業ランキング」全順位です!
金融系企業の人気が復活
調査期間は2024年4月1日から10月31日。調査対象は、2026年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生。計5476人から有効回答を得ています。なお、回答方法は最大5社までの選択式です。 調査の結果、総合ランキング1位は「伊藤忠商事」で、7年連続のトップとなりました。同社によると、伊藤忠商事を含む大手総合商社5社は、より大きな利益を見込める事業へと投資案件の入れ替えを積極的に進め、2023年度決算で過去最高益に近い水準の純利益を計上。伊藤忠商事はその中でも非資源分野を主力とし、他の4社が資源価格の下落などで前年から純利益を減らす中で唯一増益となっている他、アパレルやコンビニ大手「ファミリーマート」を軸にした生活消費分野など、学生にも親しみのある分野で業績を上げているということです。 次いで、2位は「味の素」、3位は「任天堂」と続く結果に。「味の素」は昨年10位から、「任天堂」は昨年4位から、いずれも順位を上げる形となっています。 なお、今回の調査では金融系企業の人気が大きく復活したとのこと。昨年はトップ100に入ったのが「三菱UFJ銀行」の1行だけだったところ、今年は3行そろってトップ100入りしているといい、同社は「日経平均株価が過去最高値を更新し、日本銀行もマイナス金利政策を解除して17年ぶりに利上げを実施。メガバンク3行は2023年度に純利益の合計が過去最高となり、2024年度も金利上昇などを追い風にさらに増益を見込んでいます」とコメントしています。
オトナンサー編集部