小池都知事が定例会見3月25日(本文2完)神宮外苑、象徴的なイチョウ並木は保全
今後の病床確保の政策にどう影響するのか
テレビ朝日:ユダです。よろしくお願いします。22日の議会で、コロナの確保病床について話がありました。4つの病院が確保病床について実態にそぐわなくて申請を取り下げた、また、病床確保の補助金44億円が減額となりました。都が調査した結果判明したということなんだと思いますが、これのご所感と、また今後の病床確保の政策にこれがどういうふうに影響するのか、お考えをお聞かせください。 小池:定例議会の中で、やはりコロナ対策、そしてまた病床の確保ということについても議論がございました。そういう中で、実際に病床を確保してくださっている、けれどもなかなか受けていただけないところが現実にあるということから、そういう、今挙げられた数字なども出ているかと思います。 ただ、これからもご協力いただけるように、引き続きコロナの体制を都としても整えてまいり、そして有効かつ確実な確保に向けて、ご協力をいただきたいというふうに思います。今日、このような数字が出ることが、いろんな意味でメッセージにつながっていくかと思います。限られた財政と、そしてまた有効な、コロナ患者の受け入れという、両方を満たしていく必要があろうかと思いますので、これらの【審議 00:38:24】などもベースにしながら、さらに都としての改善を重ねてまいりますし、また、医療機関としてもご協力、引き続き、確実にお願いをしていきたいと思っております。 テレビ朝日:ありがとうございます。 小池:では最後、新宿新聞、喜田さん、どうぞ。すいません。また同じ。 男性:喜田さん、どうぞ。喜田さん、聞こえていますか。指されていますのでどうぞ。ミュートの解除をして、申してください。 新宿新聞:いいですか。聞こえましたか。 小池:今、初めて聞こえました。
神宮外苑の伐採計画をどう考えているのか
新宿新聞:はい、すいません。神宮外苑地区の緑の問題なんですが、樹木ですね。これを伐採するという計画があるんですが、事業者側は892本を伐採する代わりに、新たに979本を植栽するということで、エリア全体の樹木数は増えると説明しているわけですね。この中には、伐採される樹木の中には樹齢100年を超すクスノキやケヤキなどがたくさんあるということなんですが、小池都知事はこの伐採計画について見直しをするという意見書が、たくさん出てますけれども、これについてのお考えをあらためてお聞きしたいと思っています。 小池:議会でお答えしたとおりでございます。間違えないでいただきたいのは、4列のとても象徴的なイチョウ並木は保全をするということ。そして、丁寧に都として扱うように、基本的に民間の事業者へ求めているところであります。明治神宮というのは内苑と外苑と両方ございます。そもそも渋沢栄一などがその創建に関わったと。その創建の志をこれからも生かしていく。特に外苑は民間によって創建の志どおり進めていくということでありまして、民間事業者には丁寧な扱いをということで、これを求めているところでございます。 今後、樹木医の意見なども聞きながら詳細な調査を行って、まず移植をすることなども含め、また、都民の思いなども込められた開発ということにつながるように。伐採ばかりをおっしゃいますけれども、基本的には緑はむしろ増やしていくという方向に考えているところでございます。以上です。 司会:それではこれで、知事の記者会見を終了とします。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見3月25日