2浪早稲田「妹に進学を先越された」彼が抱く絶望。妹に対するコンプレックス、それでも早稲田に挑戦する日々
また、私自身は現在プロスポーツチームの応援団に所属し、仕事のかたわら応援団としての活動を続けています。今後も仕事と応援活動を両立して、よりよい社会の実現に尽力していきたいと思います」 ■苦手だった妹とも仲良くなった そして、かつて苦手だった妹とも、大人になってからはとても仲良くなったそうです。 「小さいときは頭のいい妹が苦手だったんですが、自分が2浪もした早稲田に現役で入ったことで、心からすごいなと尊敬できるようになったんです。妹は最近、パレスホテル東京で、早稲田の同級生(川岸さんの1学年上)と結婚式を挙げたのですが、その際の出し物として、応援団のパフォーマンスをして祝わせてもらいました。今でも妹とはずっと仲が良いですね。妹と一緒に、早稲田生活を送れてよかったです」
人から応援されたことで浪人を頑張り抜き、自分の人生を切り拓いた川岸さんだからこそ、これからも身近な人や、志を抱く人を応援し続けていくのだろうと思いました。 川岸さんの浪人生活の教訓:自分の道をひたむきに進めば、運命は変えられる
濱井 正吾 :教育系ライター