JRAが有馬記念ファン投票の第1回中間発表 92位に現1勝クラスの白毛馬カルパがランクイン
JRAは21日、有馬記念(12月22日・中山)のファン投票第1回中間発表(有効投票総数203万2887票)を行った。豪快な末脚で天皇賞・秋を制し、G1V4としたドウデュース(牡5歳、栗東・友道)が堂々の1位(19万2578票)で、上位100位まで発表。そんな中、92位で899票を集めているのがカルパ(牡3歳、栗東・須貝)だ。 そうそうたるオープン馬が名を連ねる中、カルパは勝ち鞍が今年3月の未勝利戦だけという1勝馬。キャリア12戦で重賞どころか2勝クラスにも出走したことがない。ただ、21年桜花賞などG1を3勝し大人気を博したソダシを半姉に持つ白毛馬…この背景が、異例とも言える“トップ100入り”の要因か。なお、半姉のスプリントG1馬ママコチャ(牝5歳、栗東・池江、鹿毛)も1972票で62位の支持を集めている。 有馬記念のフルゲートは16頭。12月8日に最終登録を行った馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられ、残る6頭は出走馬決定賞金順で決まる。第2回中間発表は28日、最終結果発表は12月5日。 ◆有馬記念ファン投票第1回中間発表・上位10頭 ①ドウデュース 192,578 ②ダノンデサイル 113,628 ③ベラジオオペラ 108,250 ④テーオーロイヤル 105,691 ⑤ブローザホーン 103,869 ⑥アーバンシック 94,581 ⑦チェルヴィニア 94,101 ⑧リバティアイランド 90,165 ⑨ディープボンド 89,524 ⑩スタニングローズ 88,450