大藤沙月/横井咲桜ペア、長﨑美柚/木原美悠ペアとの日本人対決制して決勝進出<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ2024>
<卓球・WTTコンテンダーアルマトイ2024 日程:2024年9月3日~9月8日 場所:アルマトイ(カザフスタン)> 7日、WTTコンテンダーアルマトイ2024は大会5日目を迎え、男女シングルス準々決勝、準決勝と男女ダブルス準決勝が行われた。 女子ダブルス準決勝では、長﨑美柚/木原美悠(木下グループ)ペアと大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)ペアの日本人対決が実現。 第1ゲームは中盤に長﨑/木原ペアが追いつき、互いに得点を重ねる激戦となるも、デュースを制した大藤/横井ペアがゲームを先取する。第2ゲームは流れが激しく移り変わるゲームになるも、中盤でのリードを守り切った大藤/横井ペアが第1ゲームに続いて連取する。 第3ゲームは、2ゲームを連取した勢いそのままに、大藤/横井ペアが序盤から流れを完全につかみ、11-2で奪取。大藤/横井ペアが長﨑/木原ペアに対してストレートで勝利し、見事決勝進出を果たした。 男子シングルス準々決勝では、田中佑汰(個人)が周启豪(ジョウチーホウ・中国)と対戦。第1ゲームを11-9、第2ゲームを15-13で周启豪に奪われ、田中は苦しい状況に追い込まれる。第3ゲームは田中が11-4でなんとか奪い返すも、第4ゲームは再び周启豪に軍配が上がり、ゲームカウント3-1で周启豪が勝利。田中はベスト8で今大会を終えた。 また、同じく準々決勝では宇田幸矢(協和キリン)が高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームは宇田が奪うも、第2、3ゲームは高承睿に連取される。第4ゲームは互いに全く譲らない接戦となるも、14-12で宇田がゲームを奪い取り、勝負は最終ゲームへ。第5ゲームも同じく激戦となるも、宇田が再び粘り強さを見せ、13-11で奪取。宇田が逆転勝利を収め、準決勝へ。 準決勝では、宇田は呉晙誠(オジュンソン・韓国)と対戦。宇田は第2ゲームを奪い、ゲームカウント1-1とするも、今大会状態の良い呉が第3ゲームから流れを掴み、第3、第4ゲームを奪取。ゲームカウント3-1で呉が勝利し、宇田は敗退。ベスト4で今大会を終えた。 女子シングルス準々決勝では、笹尾明日香(日本生命)がブリット・エーランド(オランダ)をゲームカウント3-1、長﨑美柚(木下グループ)が横井咲桜(ミキハウス)をストレートで下し、準決勝へ進出した。 準決勝では、笹尾が石洵瑶(シシュンヤオ・中国)、長﨑が陳熠(チェンイー・中国)と対戦。笹尾は接戦の第3ゲームをなんとか奪うも、ゲームカウント1-3で敗北。長﨑は第1ゲームを先取するも、接戦となった第2ゲームを陳熠が奪い、勢いそのままに陳熠がゲームを連取。長﨑はゲームカウント1-3で敗北し、笹尾、長﨑ともにベスト4で大会を終えた。 8日には、男女シングルスとダブルスの決勝戦が行われる。