「冬のボーナス」はどう使う? 「昨年の平均額」や「おすすめの使い方」を解説
冬のボーナスシーズンが近づくと、使い道に迷う人も多いのではないでしょうか。そこで、昨年の冬のボーナスの平均額や使い方のアンケート結果などをもとに、周りの人がどのくらいもらっていてどのような使い方をしているのかご紹介します。また、おすすめの使い方もぜひ参考にしてみてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
2023年冬のボーナスの平均額は?
従業員500人以上で主要21業種241社を対象とした一般社団法人日本経済団体連合会がまとめた「2023年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)」によると、2023年の年末(冬)のボーナスは平均90万6413円でした。 ただし、上記額は大手企業の平均額であるため、中小企業や公務員の場合は異なる可能性があります。
ボーナスの使い道の人気ランキング
株式会社ネクストレベルが運営する「縁結び大学」が220名に実施した「冬のボーナスの使い道や金額について」の調査結果として、2023年冬のボーナスの使い道で回答数が多かったトップ5をご紹介します。 1位「貯金・投資」で80.9%、2位「自分のための買い物」が34.5%、3位「日々の生活費にあてる」が21.8%、4位「旅行」が18.2%、5位「子どもへのプレゼント」が14.5%という結果でした(ほか複数回答あり)。 消費するよりも貯蓄や生活費にあてるなど、堅実な使い道を選ぶ人が多い傾向にあるようです。
おすすめの使い方1:ボーナスで賢く投資を
昨今、金利の低迷により貯金の意味があるのか、と思う人も多いのではないでしょうか。これからのボーナスは「貯蓄」ではなく「増やす」へ発想の転換が必要な時代となってきました。 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングが実施した「第59回 Ponta消費意識調査」によると、2023年冬のボーナスの使い道として「貯金・預金」は10年連続1位であるものの過去最も低い34.5%という結果でした。 しかし、2019年の結果ではランクインもされていなかった「投資信託」や「株式」がトップ10に入っています。投資信託や株式でお金を増やすことを検討していて、ちょうど2024年からスタートした新NISAで投資を始めたという人も多いようです。