玉川徹、都知事選の候補者を直接取材…なぜ立候補?現職との違いは? それぞれの主張
■「3つのシティ」 “東京大改革3.0”と位置付け
今回、公務が多忙ということで、取材することができなかった小池都知事。 小池知事 「さぁいきますか。ジャストオンタイムですね。コマーシャルはなしと。では始めて参ります」 18日にオンライン形式で行われた選挙公約の発表。 小池知事 「無駄をなくす取り組みで1期目から始めています、ワイズ・スペンディング(賢い支出)ですね。これによって確保した財源8100億円ございます」 これまでの実績を披露した後、小池都知事はこのように話した。 小池知事 「セーフシティ・ダイバーシティ・スマートシティ、3つのシティを目指すべき都市像にすえまして東京大改革3.0を進めてまいります」 小池都知事は1期目を「東京大改革1.0」2期目を「2.0」そして今回の選挙では「3.0」と位置付け。 小池知事 「あらゆる危険、災害に備える。それが『首都防衛』です。東京の特性を踏まえましてマンション防災、これをしっかり進めてまいります。さらにはミサイルの到来に備えたシェルター整備」 災害対応の強化や他国からのミサイル攻撃から都民を守るシェルターの整備など、都民を様々な危機から守る「首都防衛」を進めるとした。 さらに、去年0.99とこれまで最も低かった東京の出生率は…。 小池知事 「最近また注目されています出生率の低下ですけども、これまでの危機感の欠如が今になって数字に現れている。若い世代が結婚・出産をあれはリスクだよねと考えるようでは、もう社会の発展はありません。結婚・出産・子育てへの不安をシームレスに解消していくことが不可欠。出産時の支援といたしましては、無痛分娩(ぶんべん)費用に対する助成制度を新たに創設してまいります。また保育料の無償化は第1子まで拡大」 子育てや教育にお金がかからない東京を目指すとした。 小池知事 「これまで私、クールビズとかSusHi Techとか育業もそうですね。人々の意識を変えるというマインドセットから社会の変革、次々と呼び起こしてきたのをみなさまも覚えていらっしゃると思います。私は常に政策には大義が必要。そりゃそうです、大義なき政策ありません。大義なき政策は進まないのです。ただそこに都民をはじめ、みなさまの共感が伴わなければ政策の効果は十分出てこないです。大義と共感で引き続き大胆かつ着実な都政進めてまいります」 「次々と手をあげていただいております」 40分に及んだ会見のうち、質疑応答はおよそ15分ほど。小池都知事が指名した5人の記者の質問に答えて終了した。