玉川徹、都知事選の候補者を直接取材…なぜ立候補?現職との違いは? それぞれの主張
20日に東京都知事選の告示となる。18日、小池百合子東京都知事(71)と蓮舫氏(56)が公約を発表した。番組コメンテーター・玉川徹さんが主要な候補予定者に話を聞いた。 【画像】小池都知事「公務が多忙」で取材かなわず 学歴詐称疑惑、神宮外苑の再開発問われ「これまで通り」
■小池知事と視点が違う「少子化対策」
玉川さん 「ずっと都知事選出られるんじゃないかって今まで言われてきた中で出なかった。今回出られる理由というのは何ですか?」 蓮舫氏 「国会に20年いて今ほど頭にきてることはないんです。自民党政権の政治と金、裏金ですよね。納税者の声をここまで軽視しちゃうんだと。もう絶対に政治と金の問題は許せないと思っていた時に、お話を関係者から頂いたこともあります」 玉川さん 「批判の中には、今の話は国政の話でしょう、都政と関係ないじゃないですか。こういうのがあると思うんですけど、これはいかがですか?」 蓮舫氏 「国政の20年の経験で、東京都庁から私がやりたいことが実現できるというのに実はすごく私はワクワクしているんですね。短い与党の時にできなかったこと、長い野党の時にどんなに提案してもできなかったことって、少子化対策なんです。国ではできないけど都知事になったらできるんですよ」 玉川さん 「小池都知事ではできないんですか?」 蓮舫氏 「視点が違います」 玉川さん 「どこが違う?」 蓮舫氏 「例えばこの数年、突然小池さんは少子化対策をいろいろやってくださっています。でも、その先に何があるかというのが見えないんです。私は長い視点での子育て支援をしたいんです。自分自身が双子を27年間育ててきて、子どもって育てば育つほど今してほしい行政支援、行政サービスってどんどん変わっていくんですよね。その中で最もきついのは社会に出るときに不安定な雇用、あるいはいつまでたっても奨学金が返せない。ここがもうどんどん深くなっている。悩んでいる若い子たちがいる。だからいろんなメニューがあるのはいいんだけれども、今産まれてもあるいは今育っていく子どもはいつか絶対社会に出ます。十数年後、数年後。その時に不安と負担がない東京をつくりたい」