「透明ディスプレイ」で新たな映像体験! 住友化学、LG、ソニーが実用化を進める次世代の広告・サイネージ技術
同技術は研究開発段階であり、販売戦略を明確に定めているわけではないが、広告や標識、会議などでの活用が見込まれるという。
┌────────── 広告・標識用途であれば、駅や空港など多くの人が行き交う場所でも、全周囲に対してアイキャッチな3D広告や標識を表示できます。視聴人数に制約がなく、周囲を取り囲んで一緒に3Dオブジェクトを視認できるため、複数人でディスカッションするような医療や教育、デザインなどの現場での活用にも適しています └────────── 将来的には、自身の映像やアバターを遠隔地に3D表示することで、あたかもその場にいるかのように会議やイベントに参加する、あるいは音声センサーや生成AIと組み合わせ、実在感のあるAIスピーカーとしての可能性も期待できるという。また、仮想空間と現実空間をつなぐ新しいエンタテインメントを作り出すインターフェイスとしても貢献できるのではないかと今後の展望を話した。