佐々木朗希の代理人ウルフ氏会見 交渉球団数、球団名は明かさず 大谷翔平ら現役選手は同席せず
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が30日(日本時間31日)、日米両メディアに対し、オンライン会見を行い、交渉の経過などについて説明した。 同氏は、これまでに佐々木と複数球団が面談したことを認めた一方、「とてもユニークなプロセスで、ユニークな選手」と話し、球団数、球団名は明かさなかった。その一方で、交渉はすべてロサンセルスにある同氏のオフィスで行い、「全球団とも2時間以内」と平等だったと説明した。また、フロント陣、監督、コーチらは出席したものの、佐々木自身が現役選手の同席を望まなかったこともあり、大谷翔平をはじめとする日本人選手は同席しなかったことも付け加えた。現在、日本に滞在中の佐々木は年明けにも再渡米。詳細については未定だが、「彼が望めば、(候補先の)街を訪れるかもしれない」と、本拠地視察の可能性を認めた。 交渉解禁後、渡米した佐々木は、これまでメッツ、カブス、ジャイアンツ、ヤンキース、レンジャーズ、ドジャースの6球団と面談したと伝えられるものの、現時点では正確な情報は不明。各球団との交渉期限は、米東部時間の来年1月23日午後5時(同24日午前7時)。同氏は年明けにも始まる第2次交渉を経て、「15日~23日の間に彼が決断するだろう」と見通しを語った。