築44年、団地の「玄関」は備えつけの下駄箱なし。それでもスッキリする工夫
住み替えや移住で増えている、団地暮らしという選択。しかし築年数が古く、不便なイメージがあります。築44年、3DKの団地で3人で暮らすなかさん(38歳)は、下駄箱が備えつけでなかったことに驚愕。見た目の古さも気になっていました。そこから、様々な工夫でスッキリと居心地よく使いやすい空間に変身。なかさんが団地の玄関の問題点とその解決策をレポートしてくれました。 【写真】玄関横の収納スペース
団地の玄関の問題点1:下駄箱がない
賃貸とはいえ、「玄関には下駄箱が備えつけられてるもの」だと思っていたので、この団地にはその下駄箱がないということに最初は驚きました。(なんなら、下駄箱備えつけておいてくれよ…と図々しくも感じていました) 以前までは下駄箱のある暮らしが当たり前だったので、ないと不便なのでは? 自分で購入して備えつけないとかな? と思いきや、むしろ下駄箱がないおかげで玄関が広く感じるし、スッキリとしたので、結果なくてもよかったと思っています。 では、靴はどのように収納しているのかと言うと、玄関に入った向かい側に収納スペースがあるので、そこに100円ショップで購入したシューズラックに入れています。 ただ、元々持っていた靴の量ではシューズラックに収めることができなかったので、「入る分だけ」に減らす必要がありました。靴を置くスペースが限られたことで、管理がしやすくなり、余計に靴を買うこともなくなりました。 この収納スペースには靴意外にも、ベビーカー、外遊び用のオモチャ、季節物の家電なども収納しています。
団地の玄関の問題点2:築古味を感じる壁の廻り縁
築古あるあると思うのですが、部屋のところどころに見られる、天井と壁の境目の「廻り縁」や、壁と床の境目の「巾木」の色味に築古味を感じませんか? 団地に住み始めた頃の私は、この木の枠がイヤで、白いマスキングテープをはって隠してたことがありました。 今では古さ残るありのままの姿がよいなと思えるようになり、マステは剥がして元に戻しています。 そんな築古あるあるの廻り縁や巾木は、場合によっては上手いこと活用することができます! それは、ちょうどよく玄関の壁にある廻り縁に、ダイソーやセリアでも販売されてる「縦にも横にもはさめるかもいフック」を取りつけるだけ。これで簡単に引っかけ収納スペースが誕生します。 ヘルメットなどの備品をかけておくのによくて、最初は古くてイヤだなと思っていた廻り縁も今ではあってラッキーな物件だなと思っています(笑)。