2025年に行きたい芸術祭【11選】
【4月~10月】Study: 大阪関西国際芸術祭 2025
2022年からプレイベントを行ってきた「Study:大阪関西国際芸術祭」が、大阪・関西万博にあわせて本祭として開催される。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にあわせ、「人間とは何か。」を考察する内容になるという。ロン・ミュエク、パトリシア・ピッチニーニ、マウリツィオ・カテランらが、安藤忠雄の設計による大阪文化館・天保山(旧サントリー・ミュージアム)を会場にハイパーリアリスティックな彫刻作品を発表するほか、釜ヶ崎芸術大学、kioku手芸館 たんすを拠点に活動する「NISHINARI YOSHIO」が西成エリアを中心に参加する。 会場:大阪・関西万博会場内、大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム)・ベイエリア 、中之島エリア(大阪国際会議場)、船場エリア、西成エリア、JR大阪駅エリア、松原市ほか 会期:4月13日~10月13日 ※会場などにより会期が異なります
【4月~11月】瀬戸内国際芸術祭2025
15年目の節目を迎える「瀬戸内国際芸術祭」は、春・夏・秋会期にわけて計107日間にわたって開催。今回から瀬戸大橋エリア、志度・津田エリア、引田エリアが新たに会場として加わるほか、直島では今春開館の直島新美術館も会場に。ジャッガイ・シリブート、プ・ジヒョン、雲門舞集ら21の国と地域から計63組のアーティストが参加。また新規にニュージーランドやスウェーデンと連携を図り、ニュージーランドからは「第60回ヴェネチア・ビエンナーレ」で金獅子賞を受賞した「マタホ・コレクティブ」のメンバーでもあるサラ・ハドソンが参加する。さらに芸術祭の連携プロジェクトとして、開催地域の8つの美術館が日本人アーティストの展覧会を行う。 会場:瀬戸内の島々と沿岸部 会期:春会期4月18日~5月25日、夏会期8月1日~8月31日、秋会期10月3日~11月9日
【4月~12月】千葉国際芸術祭2025
「千葉国際芸術祭」は、トリエンナーレ形式の市民参加型芸術祭として2025年に初開催される。芸術祭のコンセプトは「ちから、ひらく。」。総合ディレクター・中村政人(アーティスト、東京藝術大学副学⻑)のもと、「新たな文化の創造と魅力の発信」「地域への関心や関わりの醸成」「多様な主体の尊重とつながりの創出」を目的に掲げ、千葉市を舞台に行われる。「ソーシャルダイブ」と題し、出展アーティストの一部は公募により選考。2025年3月まではプレ会期として、「先生たちのアートアンデパンダン展」をはじめとする様々なイベントが企画されている。 会場:千葉駅周辺エリア、県庁前エリア、西千葉エリア、花見川エリア、千葉市動物公園 会期:4月~12月(コア期間9月下旬~11月下旬)