BMW 4シリーズ グラン クーペが一部改良を実施。セダンの使いやすさとクーペのカッコよさが進化
プレミアムコンパクトセグメントの4ドアクーペモデル
ビー・エム・ダブリューは、「BMW 4シリーズ グラン クーペ」の一部改良を実施し、全国のBMW正規ディーラーにおいて、2024年10月25日より販売を開始することを発表した。納車は2024年10月からを予定している。 【写真はこちら】最新のライティングテクノロジーを駆使して、先進的な上質感を巧みにアピール(全15枚) BMW 4シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおけるスポーツセダンの代名詞である「BMW 3シリーズ」の派生モデルとして、2013年に初代モデルが誕生している。 クーペモデルならではのスポーティでエレガントなデザインを持ち、運動性能においてもスポーティかつダイナミックを実現している。 BMW 4シリーズ グラン クーペは、BMW 4シリーズをベースに、4ドアモデルの優れた機能性を高次元で融合した革新的な商品コンセプトを持つ、プレミアムコンパクトセグメントの4ドアクーペモデルだ。 2014年に初代モデルが誕生し、2021年には第2世代に進化。今回発表の新型BMW 4シリーズ グラン クーペは、第2世代の一部改良モデルとなる。 一方、BMW 4シリーズ グラン クーペの電気自動車となる「BMW i4」は、2022年に初代モデルが誕生。今回発表の新型BMW i4は、初代モデルの一部改良モデルに位置づけられる。 なお、一部改良により一充電での走行可能距離は、BMW i4 eDrive40が595km、BMW i4 M50 xDriveが542kmとなった。
よりスポーティさを強調したMパフォーマンスモデルを設定
日本における車種構成を紹介しよう。 ICE系としては、2L 直4ガソリンターボエンジンを搭載するFRモデルの「BMW 420i Gran Coupe M Sport」、3L 直6ガソリンターボエンジンを搭載する4WDモデルの「BMW M440i Gran Coupe xDrive」、2L 直4ディーゼルターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するFRモデルの「BMW 420d Gran Coupe xDrive M Sport」をラインナップ。 BEVとしてはFRモデルの「BMW i4 eDrive M Sport」、電気自動車で4WDモデルの「BMW i4 M50 xDrive」を用意。全5モデルが揃う。 このうち、「BMW M440i Gran Coupe xDrive」および「BMW i4 M50 xDrive」は、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデルだ。 スタンダードな新型BMW 4シリーズ グラン クーペは、従来モデルと比較し、ヘッドライトに新デザインのLEDヘッドライトを採用。一方、BMW M440i Gran Coupe xDriveおよびBMW i4 M50 xDriveにおいては、アダプティブLEDヘッドライト、レーザーテールライトが標準装備され、さらに精悍な印象を与えている。 またどちらも、赤で塗装されたMスポーツブレーキを装備し、フロントまわりで採用されていた従来のセリウムグレーでの加飾部分をブラックとし、さらにヘッドライト内の光機部をブラックアウトすることで、精悍なイメージを助長している。