相手の本性を見抜く簡単な質問って? 自分にとって大切な“本当の友達”かどうかを見極める方法【書評】
例えば、友達の数。友達は多い方がいいか、少ない方がいいか。そう尋ねられた際、きっと「多い方がいい」と答える人の方が圧倒的に多いことでしょう。 友達と過ごす休日と、ひとりで過ごす休日。どちらの方が充実しているか尋ねると、「人と会っている方がいいんじゃない?」と思う人がきっと多いのではないでしょうか。
学生から大人になることで、さまざまな自由を得られます。「友達との付き合い方」を自由に選べるのも、ある意味では狭いコミュニティのみに行動を縛られない、大人ならではの特権でしょう。毎日連絡を取り合うことや、誘われた食事を断らないこと。それだけが友達を大切にするということではありません。 本当に友達を大切にするというのは、自分と相手両方の距離感を知り、重ねてお互いがお互いの距離感を大事にできる。そんな思いやりの上にやりとりを重ねることこそが、ある意味では正しく本質的な、友人としての関係なのではないでしょうか。
自分が友達と呼べる存在になにを求めるのか。重ねて相手は、友達と呼べる存在になにを求めるのか。それを上手く探り、ほどよい距離感や付き合い方を模索していく。それもまた、友達を大切にするひとつの形です。 今まさに友人との付き合いで悩んでいる。友達との関係性が変わってしまった気がする。 どんな些細なものでも、そういった友人関係の悩みを持つ方は、ぜひ本作のアドバイスを参考にしてみては。 文=ネゴト/ 曽我美なつめ