第6戦の先発マウンドにあがった戸郷翔征投手【画像：日テレジータス】

◇プロ野球セ・リーグ CSファイナルステージ第6戦 DeNA 3-2 巨人（21日、東京ドーム） 【画像】8回から登板しマウンドでほえた菅野智之投手 CSファイナルステージの最終戦に敗れ、日本シリーズ進出を逃した巨人。先発のマウンドにあがった戸郷翔征投手が、試合後に思いを語りました。 初回から三者凡退の立ち上がりを見せた戸郷投手は4回まで無失点の好投。さらにセーフティスクイズを決めるなど、打でも活躍を見せました。しかし5回に連打を浴び同点に追いつかれ、4と2/3回でマウンドを降りました。 この日の試合について聞かれた戸郷投手は「（4回までは）自分のスクイズも決まって、いい展開だったんですけど、そのあと先頭を出したりとか、焦って勝負にいったり。そういうところが今シーズン多かったんで、それが出た試合だったかなと思います」と振り返ります。 さらにクライマックスシリーズ全体を振り返って「みんな頑張ったけどこういう結果になったので、来年はやり返さないといけない」と力強くコメント。対戦したDeNAの投手陣に関しては「（離脱などで）ピッチャーもあまりいない中で、いるピッチャーがみんな出せる力を出してこの6戦、戦ってきたと思う」と力闘をたたえました。 巨人はこれでポストシーズンが終了。「最後まで笑顔で終われれば一番でしたし、菅野さんを最後、綺麗に飾ってあげたかった」と言葉をもらした戸郷投手でしたが、「でも来年からはやらないといけない立場ですし、この悔しさっていうのをまた糧にして頑張りたい」と来季に向けて意気込みました。 試合後には菅野智之投手から「来年頑張って」と声をかけられたという戸郷投手。「またリーグ優勝して、次は日本一取れるようにチーム一丸となって頑張りたいです。課題が出た選手が、僕自身もそうですし、たくさんいると思うので、その課題を1つでも潰せるように頑張りたい」と今後に向け思いを語りました。