西武・渡辺久信GM兼監督代行が退団、歴史的不振の引責… 来季は西口文也2軍監督が就任
西武は9日、レギュラーシーズンの最終戦を終えた仙台市内で会見を開き、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)兼監督代行(59)が退団すると発表した。渡辺監督代行は成績不振のため休養した松井稼頭央監督(48)の後を受けて、5月末から2013年以来11年ぶりに現場で指揮を執っていた。松井監督も球団を離れる。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 後任監督として西口文也2軍監督(52)の昇格も併せて発表。歴史的不振からの常勝軍団再建のタクトを通算182勝の元エースに託す。 開幕から極度の不振に陥ったチームの立て直しに尽力したが、3年ぶりの最下位に沈んだほか、前身の西鉄時代だった1971年の84敗を上回る球団ワースト記録の更新。歴史的な低迷に陥った責任をとった形だ。 戦力の底上げに向けてソフトバンクやロッテでコーチなどを務めた鳥越裕介氏(53)の招聘(しょうへい)を進めており近く発表される見通しだ。
西日本新聞社