本日10日は伝統的七夕、12日は流星群がピークに 見どころいっぱい夏の星空さんぽへ出かけよう(綾部市天文館パオの館長が解説)
天体観察のポイント
★外灯が無く、高いビルなどが建っていない場所を選ぶ。傾斜が少なく車も通らない安全なところで。 ★目が暗闇になれるまで20分ほどかかる。ゆっくり眺めたいときは、レジャーシートや椅子を用意する。 ★夏休み中は遅い時間まで観測できるチャンスだが、子どもだけでは夜に出歩くのは危険。必ず大人と一緒に。
天体観測にあると便利な持ちもの
★虫よけスプレー ★懐中電灯 ※瞳孔が縮まないように赤いセロハンを貼っておくとよい ★双眼鏡(あれば) ※倍率がそんなに高くなくてもOK。広範囲がみえるので、初心者でも星が見つけやすい。月のクレーターも観察できる ★星座早見盤(あれば) ※初心者は照らし合わせながら観察するとわかりやすい。スマホのアプリもある
お話を聞いたのは…パオ館長・白波瀬利恵さん
小学校のころ、キャンプ場で見た天の川に感動したことが天体に興味を持つきっかけに。「季節や時間、気候条件によって見え方が変わり、今日の夜空はどんなだろう思うとワクワクします。多くの人に天体観測の楽しさを知って欲しい」と話す。
綾部市天文館・パオ
(所)京都府綾部市里町久田21-8 (問)電話0773-42-8080 (開館時間) 火・水・木曜日9:00~16:30、金・土・日曜日9:00~21:30 (休)月曜日(祝日は開館、翌平日休み) (料)高校生以上300円、小・中学生150円 ★パオでは、毎週金・土・日曜日に星空観望会開催 北近畿最大、口径95㎝望遠鏡があるパオでは金・土・日曜日に星空観望会を開催している。スタッフの解説も聞きながら、月や星雲、星団などの観察をする。 ※20時~、晴天時のみ。参加費:入館料のみ また12日は流星群特別観察会を企画。外灯を消した屋外の広場に寝そべり、みんなで流星を眺める。 ※21時~、晴天時のみ。参加無料