【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLX125に特製自作パーツを組み付けてミニアドベンチャー化を実現!」
「自力で戻る」ためのガス欠対策を
こんにちは。カメラマンの小見です。 前回記事の特製エンジンガード(バンパー)で念願の偵察部隊仕様っぽくなったKLX125。これで対クラッシュ改良として、フォグの保護やエンジンの横部分の保護に寄与してくれそうな部品が出来上がりました。 【 画像ギャラリー 30枚】【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLX125に特製自作パーツを組み付けてミニアドベンチャー化を実現!」……の写真を見る! このバイクに熱を上げて改造を続ける理由としてあるのが……投入すべき四国の愛媛県と高知県の境で開催されている自転車山岳レース「松野四万十バイクレース」のオフィシャルカメラとしての掟があります。 「必ず自力で山から戻ってくること」──これが鉄則なのです。 故障があろうと、コケようと、ガス欠になりそうであろうとも、自力で戻ってゴールまで撮影を継続しなければなりません。 さて、この3つ目のガス欠。レースルート途中にはガソリン補給のできるエイドステーションもありますが……レース撮影の展開次第で追い上げにスパートをかけていたら、そこもすっ飛ばしてしまうかもしれません。また、コケて燃料が万一漏れたりしたら、たとえ燃費の良いKLX125でもガソリンが足りなくなるかも。レース撮影中は何が起きるか分からないと考えていた方がいいと思うのです。 ※以下「■~」は写真の説明文。写真は【画像フォルダー】にまとめてあります。 ■狩野社長のイーハトーブはサイドカバーをアルミの叩き出しで自作していたり、燃料タンクホルダー増設していたり、工夫が面白いんです。別に所有しているVストローム650にもあちこち手を加えています。 ■こちらもイーハトーブのリヤキャリア。シート幅や長さも現物合わせでスマートにできています。 ■工具専門店で買ってきた燃料タンク。これに合わせてホルダーのバンド製作から取り掛かります。クッション材の厚みは劣化まで考えて、それなりに厚みのあるものを採用。 ■パチンとロックする金具の位置を何度も試してから点付け溶接。薄板と細かい部材の溶接ゆえTIG溶接でほんの少し付けては修正の繰り返し。 ■これなら少々のことでタンクが外れないだろうという位置が決まるまで修正の連続です。 ■クッション材込みでこのテンション、ここで決定!と溶接したところ。 ■ステーの製作に取り掛かります。8mm径のステンレス棒を程よい長さでカット。
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