東明vs舞鶴 花園切符はどちらの手に 9年連続のライバル対決 大分
全国高校ラグビー大分県予選の決勝が10日に迫りました。大分東明と大分舞鶴、9年連続のライバル対決となります。 【写真を見る】東明vs舞鶴 花園切符はどちらの手に 9年連続のライバル対決 大分 ■大分舞鶴 ウイングのサナイラ「プライドを持って東明を倒す」 3年ぶり59回目の花園を目指す伝統校、大分舞鶴。就任2年目の麻生彰久監督の下、ボールを素早く回す展開ラグビーを積み上げてきました。 (センター・吉田快斗主将)「勝つ準備をこの一年間やってきたので、この一年間積み上げてきたものをすべて出すだけだと思っています」 舞鶴の攻撃を引っぱるのはフィジーからの転入生3人。恵まれた体格と瞬発力でボールを前に進め、ディフェンスを切り裂きます。 (ウイング・サナイラ選手)「しっかりプライドを持って東明を倒す、がんばります。しっかりトライを決めます」 バックス陣の磨き上げたパススキルと1年生からレギュラーのフルバック、岡本の精密なキックでエリアを取り、敵陣内で舞鶴ラグビーを展開します。 (吉田快斗主将)「この3年間ずっと行けてなかった花園で存分に自分たちのラグビーを繰り広げられるようにこの3年間やってきたので、その思いを全部ぶつけられるようなプレーをしていきたいと思います」 近年強化しているフォワードに伝統の展開ラグビーを復活して進化する舞鶴は花園に向け最大のライバルに挑みます。 一方、令和に入って5年連続で花園予選を制覇している大分東明。6月の県総体に続く九州大会では強豪・東福岡を破って初優勝しました。 ■大分東明 石川波潤主将「チームが一つになっていて、穴はない」 (ロック・石川波潤主将)「花園出場に向かってチームが一つになっていってるのは実感しています。パスの展開力も魅力的ですし、フォワードのディフェンスも魅力的ですし、穴はないかなと思います」 出足の速さやオフロードパスで縦に突破する東明の高速ラグビーを操るのはキャプテンの双子の弟・徠人選手です。 (スタンドオフ・石川徠人選手)「自分たちのフォワードがゲインして外に振ってトライというのが一番ベストかな、見ている人が楽しくおもしろいようなプレーをしていきたいです」
チームが1年間目指してきたのは「花園優勝」、ライバル・舞鶴を圧倒して目標への大きな一歩を踏み出します。 (石川波潤主将)「前半開始5分が一番大事な時間帯なのでトライ2、3本取りきって相手の足を止めるという、その意気込みでやっていきたいと思います」 第104回全国高校ラグビー大会県予選決勝はあさって10日日曜日、大分市のレゾナックサッカーラグビー場で午後1時キックオフです。 OBSではテレビが午後0時54分から、ラジオが午後0時55分から生中継でお伝えします。
大分放送
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