「えむしとえむふじん」とちぎ未来大使に 「全国に魅力伝える」
ライブドアブログで人気のコミックエッセー「えむふじんがあらわれた」の作者「えむしとえむふじん」に9日、栃木県の福田富一知事が「とちぎ未来大使」を委嘱した。2人は「栃木の魅力を全国に伝えられたら」と抱負を語った。 兵庫県在住。大学生を筆頭に3人の子どもを育てる2人は、日常の何気ない出来事を表現したユーモアあふれる絵日記を執筆。SNSのフォロワーは61万人を超え、ライブドアブログの最優秀グランプリ賞を2度受賞している。県デジタル戦略課が、ファミリー向けで関西方面に県の魅力を発信できる2人に白羽の矢を立てた。 昨年2月、2人は中学受験を終えた娘とともに9年ぶりに公開された仏像を見るため日光をたまたま訪れていた。「宇都宮から日光までの車窓の風景が良かった」と話し、切符を持ち帰った。 県のイメージは「日光、那須と(お笑い芸人の)U字工事」だったが、バナナ「とちおとこ」をはじめ果物、乳製品などおいしい食べ物が多いことがわかったという。 県をPRするブログをすでに6、9月に計2回書いており、これからも2~3カ月に1度、発信する予定という。【有田浩子】