【浜中俊コラム】メルボルンCに挑んだワープスピードは鼻差の2着…日本馬のレベルの高さ感じた
5日のメルボルンCに挑んだワープスピードですが、鼻差2着と本当に惜しいレースでした。道中は馬群の中にいて、内めをロスなく運んでいましたし、うまく脚もたまっていたのでしょう。直線に入ってするすると上がってきたので、見ていて興奮しましたし、最後も差せそうな感じだったのですが…。あそこまでいったら勝ちたかったでしょうけど、(菅原)明良は本当にうまく乗っていたと思います。それにしても、まだ重賞を勝っていないワープスピードがオーストラリア最大のレースと言われるメルボルンCで2着に入るのですから、日本馬のレベルが本当に高くなっているんだなと感じました。 日曜も京都で騎乗します。4Rのメイショウアオコチは追うごとに動きは良くなっていますが、まだ精神的に幼いところがあるので、使いつつ良くなりそうな馬という印象です。8Rのルクスメテオールは前走が惜しい2着。スムーズに立ち回れましたし、直線抜け出す時の伸びも良かったので、押し切れると思いましたが、最後にかわされてしまいました。直線平たんのコースは合っていますし、力も上位なので、引き続き好勝負を期待しています。
中日スポーツ