ディズニー、2024年の世界興収1位に “54億6000万ドル”達成「インサイド・ヘッド2」「デッドプール&ウルヴァリン」などヒット
ウォルト・ディズニー・スタジオが2024年の世界興行収入1位となったことが分かった。「インサイド・ヘッド2」「デッドプール&ウルヴァリン」などがヒットし全世界での年間興行収入が54億6000万ドルを達成。2019年以降、50億ドルを突破したスタジオはディズニーが初となる。 【写真】“R指定映画”で全世界歴代1位の記録を作った「デッドプール&ウルヴァリン」 2024年の劇場公開作品と戦略について、ディズニー・エンターテイメント共同チェアマンのアラン・バーグマンは、「当社では劇場とストリーミングのそれぞれにおいて適切な作品数と、高い作品クオリティにこだわりながらお届けすることに注力し続けています。2024年には『インサイド・ヘッド2』、『デッドプール&ウルヴァリン』、『モアナと伝説の海2』のような大作を手掛けたことで素晴らしい年となったこと実感しており、この興行収入の実績は今後再び業界をリードすることの追い風になるでしょう」とコメントを発表した。 主な作品の実績は以下の通り。 「インサイド・ヘッド2」 ・全世界歴代アニメーション映画No.1 ・全世界興行収入17億ドル。日本興行収入53.6億円。 「デッドプール&ウルヴァリン」 ・全世界R指定映画歴代1位 ・全世界興行収入13.4億ドル。日本興行収入20億円を突破。 「モアナと伝説の海2」 ・感謝祭の週末としては過去最大(米国2億2500万ドル) ・12月31日までの全世界興行収入9億600万ドル。日本興行収入40億円突破(2025年1月6日時点)。 ほか、2024年には「ライオン・キング:ムファサ」「猿の惑星/キングダム」「エイリアン:ロムルス」などが公開された。2025年は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ*」「白雪姫」「リロ&スティッチ」「星つなぎのエリオ」「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」等の公開を予定。 また、ディズニーは配信コンテンツでも「SHOGUN 将軍」(ディズニープラスで配信中)がゴールデングローブ賞テレビドラマ部門の作品賞・主演男優賞(真田広之)・主演女優賞(アンナ・サワイ)・助演男優賞(浅野忠信)の4部門を受賞するなど存在感を見せている。