【高校サッカー】カナリア軍団が3回戦で散る…帝京が明秀日立にPK戦で敗れ8強入りならず
◇第103回全国高校サッカー選手権3回戦 帝京1―1明秀日立(PK4-5)(2025年1月2日 神奈川・Uvanceとどろきスタジアム) 【写真】<明秀日立・帝京>後半、ゴールを決めた帝京・土屋(撮影・小海途 良幹) 15年ぶり35回目の出場となった帝京(東京B)は明秀日立(茨城)にPK戦で敗れ、準々決勝進出を逃した。02年度以来22大会ぶりの8強入りとはならず。15大会ぶりに選手権の舞台に舞い戻ってきたカナリア軍団は惜しくも3回戦で散った。 帝京が3回戦で力尽きた。前半はGK大橋藍(3年)を中心とした粘り強い守備で無失点に抑え、両軍譲らず0―0で折り返し。だが後半開始直後、ペナルティーエリア右のこぼれ球から相手MF柴田にゴールを許し、先制された。 それでも、0―1で迎えた後半29分、ゴール前でこぼれ球を拾ったFW土屋裕豊(3年)が左足で合わせ同点弾。その後は両軍譲らない攻防で80分間では決着がつかず、PK戦に突入。帝京は2番手キッカーが外すも、明秀日立は5人全員が成功した。 最後はPK戦に敗れたカナリア軍団。ユニホームの左胸には、全国制覇を表す9つの星が刻まれ、「10個目の星」を合言葉に戻ってきた大舞台だったが、惜しくも3回戦で散った。