【ふたご座流星群】12(木)夜の天気 観測は今夜がおすすめ 極大期14日(土)未明は『2つ玉低気圧』で悪天候【観察&撮影のポイント/スマホで流星を撮るには】2024
3)放射点が分からなくても気にすることはありません。放射点付近を中心に空全体を見渡すように観察しましょう。 ■ ■観測の注意点&撮影のコツ 防寒対策、そしてトイレの対策は必要ですが、それ以外では・・・。 1)目を暗がりに慣らすために最低15分は粘りましょう。 2)イスや寝袋などを準備すると便利です。 3)写真を撮る方は、絞りは開放、ISO1600~3200、シャッタースピードを15秒~30秒ぐらいに設定しましょう。流星はあっという間に流れます。予測するのは難しいので、連写やインターバル撮影でチャンスを稼ぎましょう。 ■スマートフォンで流星を撮影するときは・・・ 1)『三脚とホルダー』を使って手ブレを防ぎましょう。 2)『動画撮影』にチャレンジするときは、電池の消耗が激しいので『充電済み』で『モバイルバッテリー』を準備し、『スマホ内の空き容量』を確保しておきましょう。 3)iPhoneでもアンドロイドでも『星空撮影用のアプリ』が各種あります。有料のものもありますが、専用のアプリで好みのものを探しておくといいでしょう。 また、星座観察用のアプリもあります。ふたご座の位置確認に使えます。 ■《極大期》は月明かりの影響が・・・ 『月の満ち欠け』と『ふたご座流星群』の出現時期をまとめました。 『月』は12月1日(日)が新月で、15日(日)が満月です。 流星数は《極大期》にかけて徐々に増えていきますが、残念なことに、月明かりの影響が増してくるでしょう。 極大期が満月直前で条件的にはあまり良くありませんが、『ふたご座流星群』は明るい流星も多く流れるため、国立天文台は『月明かりに負けない明るい流れ星を観察しよう』『東京付近でも極大期には、1時間に約40個期待できる』としています。 流星群観察で厄介なのが『月明かり』です。 月明かりを避けるには、「月の方を見ず」に「月と反対側の暗い空を見る」ようにしましょう。他には、月が空高くにあるときには低い空を見たりするのも良く、 月が沈む、翌日の午前3時以降に観察するのもおすすめです。
南日本放送