ヤクルトD3位・荘司宏太、1年目から守護神目指す「一番なりたいポジション」 最速150キロ左腕
3月29日の中日との開幕戦は昨季33セーブを挙げた田口が任されたが、春季キャンプ中に下半身を痛めた影響で翌30日に出場選手登録を外れた。以降は固定できず、石山や清水、木沢ら計9投手にセーブが記録された。シーズン終盤は右横手投げの小沢が任され、チームトップの11セーブ。高津監督はかねて勝ちパターンについて「ぜひ固定したい」と明かしている。
▼1年目から抑えとして活躍した主な投手
★与田剛 NTT東京(現NTT東日本)から中日へ入団した1990年から抑えに定着。当時の新人最多記録となる31セーブを挙げ、最優秀救援投手のタイトルを獲得。新人王も受賞した。
★山崎康晃 亜大からDeNA入りした2015年の開幕からクローザーを任されると、5月には新人最多記録となる月間10セーブ。37セーブを記録し、新人最多記録を更新した。最多セーブと新人王のタイトルを獲得。
★栗林良吏 トヨタ自動車から広島入りした21年は、初登板から22試合連続無失点のプロ野球記録。37セーブ、防御率0・86で新人王を受賞した。
★大勢 22年に関西国際大から巨人に入団すると、プロ野球史上初となる初登板から7試合連続セーブ。6月にはチーム60試合目で20セーブに到達し、新人最速記録を樹立した。37セーブを挙げ、新人王を受賞。