高成長のインド株で過去1年のパフォーマンスが際立つ、「東京海上・インド・オーナーズ株式オープン」快進撃の背景
ファンドは2020年4月に設定し、約4年間の運用実績がありますが、設定当初の運用成績は良いものではありませんでした。私は2022年にシンガポール拠点のCIOに就任し、アジア株式の運用を統括する責任者になりました。その際に、当ファンドの運用の内容について詳しく調査し、担当者等のヒアリングも行ったのですが、当時の運用は市場の変化を捉えようと短期売買の比率が高い運用になっていました。そこで、当ファンドの本来の狙いであるオーナー企業の中長期的な成長を狙う運用に運用プロセスを改善し、さらに、インド株リサーチを統括するスネハ・トゥルシャンを運用チームに加えるなど、スディップ・ビスワスをリードポートフォリオマネジャーとする現在の運用体制を再構築しました。このように運用プロセスを見直し、運用体制を刷新したことによってファンドの運用成績が向上していったのです。過去1年間の成績は、現在のチームの運用力が発揮された結果だと考えています。
新NISAを使って中長期の資産形成をめざす方には、中長期にわたって高い経済成長が見込まれるインドの中型成長株に厳選して投資する当ファンドは、魅力的な投資対象になると思います。インド株式市場は新興国市場として値動きが大きくなる傾向があります。中長期の積立投資で、価格変動に負けない長期の運用をご検討いただきたいと思います。
ウエルスアドバイザー