冬の賞与、2年連続90万円台 大手企業、3番目に高い水準
経団連が26日発表した大手企業の冬の賞与・一時金(ボーナス)集計によると、平均妥結額は昨冬と比べ2.11%増の92万5545円で、2年連続で90万円台となった。現行の集計方法を採用した1981年以降で3番目に高い水準だった。 新型コロナウイルス禍前の19年に記録した過去最高額(95万1411円)に及ばなかったものの、コロナ禍の影響がなくなり、業績が好調に推移した企業が多かったことが、ボーナスの増加につながった。 従業員500人以上の大手企業を対象に調査、集計可能な21業種161社の平均妥結額を算出。製造業は2.52%増の96万54円、非製造業は2.35%増の84万7549円だった。