使わなくなってしまった「モバイルSuica」。残高が少しだけ残っているのですが、「払い戻し」は可能でしょうか…?
日常生活を支える交通手段として、電車やバスは必要不可欠です。切符や現金での利用も可能ですが、利便性からSuicaなどのICカードも広く普及しています。カードタイプではなく、スマホに紐づけられるモバイルSuicaを利用している方も多いでしょう。 しかし、公共の交通機関を利用する機会が減ったなどの理由で、モバイルSuicaを使わなくなることもあるはずです。 そこで、本記事ではモバイルSuicaにおける、電子マネーの払い戻しについて解説します。
モバイルSuicaの払い戻し
モバイルSuicaは、アプリのほか、ブラウザの会員メニューサイトからでも退会と払い戻しが可能です。 なお払い戻しには、手数料が220円かかります。残高によっては払い戻し金額が0円になる場合もあるので、しっかりと確認しましょう。 JR東日本によると、口座への返金は手続き完了から2週間~1ヶ月後とされています。また、退会しても一定期間経過後であれば再入会は可能です。
モバイルSuicaのメリットとデメリット
モバイルSuicaのメリットとして考えられるのは、以下の通りです。 ●好きな場所でチャージできる ●駅以外でも定期券(条件あり)やグリーン券などを購入できる ●JRE POINTを貯められる ●紛失のリスクが減る ●スマホで利用履歴を確認できる 対して、モバイルSuicaのデメリットとして考えられるのは、以下の通りです。 ●スマホの充電が切れると利用できない可能性が高い ●2つ以上のデバイスで同一のモバイルSuicaは設定不可 ●一部のクレジットカードを除き、オートチャージができない スマホを介してSuicaを利用する以上、スマホの充電がなければSuicaを利用できません。充電はもちろん、モバイルバッテリーなどの予備電源の用意も念頭に入れておくとよいでしょう。 また、2つ以上のデバイスで同一のモバイルSuicaを設定できない点にも注意が必要です。
モバイルSuicaのお得な利用方法
モバイルSuicaを利用すると、JRE POINTを貯められます。ポイントが貯まるシチュエーションはいくつかありますが、身近なのはモバイルSuicaを使った鉄道の利用と特定のお店での支払いでしょう。 貯まるポイントは100円ごとに1ポイントと、200円ごとに1ポイントの2パターンがあります。還元率としては一般的ですが、現金などで支払うよりもお得になる可能性があります。 なお、ポイントは1ポイント1円としてSuicaにチャージできるほか、特定の店舗ではそのまま利用可能なようです。商品券などの商品交換や家族間でポイントを移行することも可能なため効率よく使える可能性があります。
モバイルSuicaは払い戻し可能
モバイルSuicaに残っている残高は専用のアプリ、もしくはブラウザの会員サイトから手続きをすることで払い戻し可能です。なお払い戻しには、手数料が220円かかります。残高によっては払い戻し金額が0円になる場合もあるので、しっかりと確認しましょう。 出典 東日本旅客鉄道株式会社 モバイルSuica 退会・Suica払い戻し 東日本旅客鉄道株式会社 JRE POINT Q JRE POINTについて教えてください 東日本旅客鉄道株式会社 JRE POINT ポイントを使う 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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