34都道府県の国産ナチュラルチーズが大集合!東京ドームシティ「Cheese Fun! Fan! Fun!」
東北エリアの「くずまき高原牧場」は、“東北一の酪農郷” をうたう宿泊施設付きの牧場。「ほたる」は、パスタフィラータと呼ばれるさけるチーズで、まるやかなミルクの風味と弾力が特長。「プチ・カチョカヴァロ」は、ひょうたんのような形のセミハードタイプのチーズ。そのまま試食できるが、表面を焼いて焦げ目をつけると外は香ばしく、中はトロッとしてよりおいしいそう。
関東エリアの「エンケルとハレ」は東京の離島・八丈島にある小さなチーズ工房。「bijin-八丈フルーツレモン-」は、八丈島特産のレモンピールをまぶした期間限定のデザートクリームチーズ。宝石のような見た目とほのかな酸味がたまらない。「laskargayb(ラシカルガイブ、リコッタチーズ)」や「ruruq(ルルン、ストラッチャテッラ=ブッラータの中身)」など、ミルクのおいしさを生かしたフレッシュな味わいが魅力だ。
中部エリアの「ボスケソ・チーズラボ」は、長野県佐久市で元HONDAのF1チームの空力エンジニアだった是本健介さんが立ち上げたチーズ工房。地元の牛乳や山羊乳、日本酒蔵の蔵付き乳酸菌や温泉水を使った長野らしいチーズの開発に力を入れる。旨みとコクの強い山羊乳のウォッシュチーズ「BOKUSUI」、和菓子をイメージした桜と抹茶のソフトチーズ「MIMAKI Kimoto Sakura-Matcha」、茶トラ猫をイメージしたチェダーチーズ「KARAMATSU Chatora」など日本酒に合うユニークなチーズがそろう。
九州・沖縄エリアの「宮古島チーズ工房」は、山羊ミルクのシェーブル「美しゃ(Kagisya)」を提供。「カギシャ」とは宮古島の方言で「美しいもの」の意味で、ほのかな甘みと爽やかな酸味に、山羊ミルク独特の風味が加わった素朴な味わい。普段は島内の飲食店やお土産、ECサイトで流通しているチーズを試食できる貴重な機会だ。 試食エリアにはワイン、日本酒、クラフトビール、ナチュラルワイン、ノンアルコールシードル、ソフトドリンクなどのドリンクコーナーや、帰りには協賛社・出展販売社による全国各地のナチュラルチーズ関連商品の販売や紹介のコーナーも。20日はJCA授賞式やクロージングセレモニーが行われる。「Cheese fun! fan! fun!」は東京ドームシティ プリズムホールにて20日まで。有料エリアは入場チケットが必要。