熊谷真実 8つ下の彼と再々婚、浜松での新婚生活を語る「本当にいい人と結婚したなあと、日々感動。今後の生活に望むことは…」
2024年8月7日放送の『徹子の部屋』に熊谷真実さんが登場。夫とのなれそめをはじめ、結婚して飼い始めた愛犬との暮らしを語ります。 【写真】イベントで販売した熊谷さん手作りの「真実カレー」 〈発売中の『婦人公論』8月号から記事を先出し!〉 2021年に2度目の結婚生活に終止符を打った女優の熊谷真実さん。それから3年、SNSに自身のウェディングドレス姿を投稿し、結婚の報告をしました。お相手との出会いは、そして熊谷さんにとって「結婚」とは――(構成=上田恵子 写真提供=熊谷さん) * * * * * * * ◆結婚は生涯一緒にいたいからするもの 付き合い始めた頃、彼に「私は相手に何でもしてあげたいタイプなんですが、あなたはどちらですか?」と尋ねた際、「僕もしてあげたいタイプです」と言われたことがありました。 それを受けて私も「ありがとうございます。じゃあ私は今後、してもらうことに専念しますね」と宣言し、以来ずっと甘えさせてもらっています。だって互いに同じことをしたらぶつかっちゃいますから。 日頃周囲を見ていて思うのですが、男性にやってあげすぎる女性が多いんですよね。私も以前そうだったので、その気持ちは理解できます。 でもそれは相手の機会を奪うことにもなる。何もしないのも優しさということで、今では旅行の手配などもすべて彼にお任せしています。
私は前の結婚で、1年ごとに結婚生活を契約更新する、「年間契約」方式をとっていました。 これは舞台美術家・作家の妹尾河童さんに、「うちは『今年も更新しようね』と話し合って更新することで、新鮮さを保ってるんだよ。真実ちゃんもそうしたほうがいいよ」と言われ、前夫と「なるほど、そういうのもアリだよね」と決めたものです。 ところが今の夫からは、「そういうのは全然理解できない」と言われて。「結婚は生涯一緒にいたいからするもの。たとえ苦労しても、二人で乗り越えていくのが結婚じゃないの?」と真っ向から否定されたのです。 「いくら夫婦関係を新鮮に保つためでも、そんな契約はすべきじゃない」との言葉に、その通りだなと感じ入りました。実に真っ当な人なんです。 私は口が悪く、相手にズバッと言ってしまって「ちょっと言いすぎたなあ」と反省することもしばしば。ケンカして自分が悪いとわかっていても、「ごめんね」と素直に言えないこともあります。 でも彼は、「昨日はごめん。きみのほうが正しいってわかっていたのに、つい突っ張って言えなかった」と先に謝ってくれる。私が言いすぎた時も、何もなかったように「おはよう」と声をかけてくれるのです。本当にいい人と結婚したなあと、日々感動しています。