<篠原侑×梅田修一朗>「ぷにるはかわいいスライム」インタビュー(1) 刺激的! 刺さる癖とは?
◇ぷにるはぷにる
--キャラクターの印象は?
篠原さん 言葉にするのが難しい……。ぷにるはぷにるなんですね。表面をすくうと、小生意気で可愛くて、憎めない。マスコットキャラクターのような感じなのですが、計算してやっているわけではなく、本能の赴くままと言いますか、可愛い自分を信じ、さらに可愛くなり、コタローに「可愛い」と言わせるために、奮起しています。人間でないし、性別不詳だけど、未知の生物みたいなところを感じさせず、でも感じさせるところがいいキャラクターなのかなと思います。
梅田さん コタローは思春期、等身大の14歳の男の子で、可愛いものが好きという秘密を抱えていますが、それが秘密になってしまった経緯もあったりします。おおむね一般的な思春期の男の子で、「可愛い」と素直に言えないので、反射的に「馬鹿」と言っちゃったり、まだまだまだ少年なところが残っています。役割としては、ツッコミ役で、ブレーキを何とかかけようとします。
篠原さん 一応、常識人ね。
梅田さん 一応ね。枠に収まりきらない人たちの中で過ごしているので、ツッコミ役にならざるを得ないんですよ。
インタビュー(2)に続く。