失意のウィンブルドン準Vから復活 四大大会初制覇、パーセル/トンプソン組が優勝<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間8日(現地7日)に男子ダブルス決勝が行われ、第7シードのM・パーセル(オーストラリア)/ J・トンプソン(オーストラリア)組が第10シードのT・プッツ(ドイツ)/ T・クラビーツ(ドイツ)組を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで破り、ペアとして四大大会初制覇を成し遂げた。 【シナーvsフリッツ 1ポイント速報】 今季、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では決勝に進出したものの、計3度のマッチポイントを逃し準優勝という結果に終わっていたパーセルとトンプソン。今大会はM・ギロン(アメリカ)/ B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)組やN・ボルジェス(ポルトガル)/ F・カブラル(ポルトガル)組、第1シードのM・グラノジェルス(スペイン)/ H・セバリョス(アルゼンチン)組らに勝利するなど5試合を勝ち抜き決勝進出を決めた。 決勝戦では2度のブレークに成功。第2セットはタイブレークの接戦となったがこれをものにし、1時間34分でタイトルを獲得した。 トンプソンは試合後「グランドスラムチャンピオンになるということは、素晴らしいことだ。特に、ウィンブルドンでの失恋の後だからね(笑)。最後は少し緊張したよ。でも、粘り強く戦った結果、優勝することができたんだ」とコメントしている。 なお、トンプソンは今大会、シングルスでも3試合に勝利し16強入り。単複で好成績を残している。