【MLB】ガーディアンズ・ラミレスがHRダービー参戦 2年ぶり2度目の出場 8枠のうち6枠が決定
日本時間7月10日、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)がホームラン・ダービーに出場することが発表された。ラミレスがホームラン・ダービーに出場するのは2022年に続いて2度目。前回は1回戦で敗退しており、「もう1度戦いたいと思ったんだ。楽しみたいね」とコメントしている。なお、今年のホームラン・ダービーは日本時間7月16日にレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われ、ラミレスも含めて出場する8選手のうち6選手が決定。残りの2選手も今週中に発表される見込みとなっている。 現在31歳のラミレスは今季ここまで86試合に出場して打率.269、23本塁打、76打点、16盗塁、OPS.846を記録。小柄なスイッチヒッターだが、毎年コンスタントに好成績を残し、今季もリーグ3位の本塁打とリーグ2位の打点をマークしている。MVP投票では2020年に自己最高の2位、2017年と2018年には2年連続で3位にランクイン。オールスター・ゲーム出場は4年連続6度目となる。 2022年にホームラン・ダービー出場という夢を叶えたラミレスだが、実はこのときは右手親指の故障を抱えていた(シーズン終了後に手術)。なるべく痛みを抑えるために右打席に入り、その大会で優勝したフアン・ソト(当時ナショナルズ)に敗れて1回戦敗退となったが、キャリアで放った本塁打数は左打席のほうが圧倒的に多く、今回のホームラン・ダービーでは左打席からアーチを量産する姿が見られるかもしれない。 ガーディアンズからホームラン・ダービーに出場したのはアルバート・ベル(1993~95年)、マニー・ラミレス(1995年)、ジム・トーミー(1997~98年)、グレイディ・サイズモア(2008年)、カルロス・サンタナ(2019年)、ラミレス(2022年・2024年)の6人(インディアンス時代も含む)。しかし、1995年のベルと1998年のトーミーの準優勝が最高成績で、まだ優勝者を輩出していない。ラミレスは2年ぶり2度目の出場で球団史上初の優勝を目指すことになる。