家族が「チャーハン好き」なのですが、白米を炊いてチャーハンを作るより「冷凍チャーハン」を買った方が安いでしょうか? 子ども達が食べ盛りなので何杯も食べるのですが。
チャーハンは手軽で人気のあるメニューですが、白米を炊いて作るのと冷凍チャーハンを買うのでは、どちらが家計に優しく、家族を満足させるでしょうか? 特に食べ盛りの子どもたちがいる家庭では、食費の節約と満足感のバランスが大事です。 この記事では、コストや手間、満足度の観点から両者を比較し、それぞれのメリットやデメリットを解説します。あなたの家庭に合った選択肢が見つかるはずです。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
白米を炊いて作るチャーハンと冷凍チャーハンのコストを比較
まず、白米を炊いて作るチャーハンのコストを考えます。農林水産省が公表している令和6年産米の相対取引価格を参考にすると、お米は1kgあたり350~450円程度で取引されています。1合(150g)あたり52~67円程度の計算です。 チャーハンは一般的に1.5合のご飯から茶わん2杯分作れるため、お米のコストだけなら1人前あたり39~50円程度です。そこに卵やネギなどの具材を加えても、1人前を70~120円程度で作れるでしょう。 一方、冷凍チャーハンは450~600g入りで400~600円程度の商品が多く、1.5合(225g)の価格は200~300円程度となり、1人前は100~200円程度となります。一見すると冷凍チャーハンの方が高くつくようにみえますが、調理の手間がかからずすぐに食べられるという利点があります。 つまり、量を調整しながら経済的に抑えたい場合は白米から作る方がコスト面で有利ですが、手軽さを優先する場合は冷凍チャーハンが便利です。
調理の手間や時間を比較
次に、調理の手間と時間を比較してみましょう。白米を炊いてチャーハンを作る場合、まず炊飯器でお米を炊くのに30分から1時間ほどかかります。その後、フライパンで炒める作業に10分~20分を要します。 特に家族分の量を作る場合は、フライパンを使う時間がさらに長くなるかもしれません。総合すると、炊飯からチャーハンの完成までに約40分から1時間20分かかることが一般的です。 一方で、冷凍チャーハンは袋を開けて電子レンジやフライパンで温めるだけです。調理時間は5分から10分程度で済みます。また、調理後の片付けも少なく、忙しい家庭には大きなメリットです。このように、手間や時間の節約を重視する場合は冷凍チャーハンの方が適しています。