ドーピング検査で平本蓮と朝倉未来は陰性。榊原CEOは騒動を受けドーピングに関するルールの抜本的見直しと強化を宣言【RIZIN】
榊原氏は今後については「ドーピングに対しては一定の強い決意と基準を設けて取り組んできたつもりではいる。我々の当日に尿を採取し、それをWADAの基準で検査をするという、このルールを抜本的に見直そうと思っている。ドーピングチームの中立の立場でいろいろな意見をいただき、ルールを再度見直す。当日の検査だけでは中立が保たれない。公明正大ではない、選手の意識が高まらないなら抜本的なルールを見直す」とより厳しい検査を取り入れることを宣言。 「当然、経済的な負担やマンパワーもかかるが中立で独立した組織体制でなければいけないので、一定の決意と経済的な負担は当面、RIZINがさせていただくなかで、これまで以上に検査体制を厳しくする。そういう形のドーピング規定の見直しと新しいドーピングポリシーの策定に入る。抜き打ち検査とか。世界のドーピングの中の9割くらいが尿検査。ただ必要なら血液検査も今後のルールの中に入れていきたい。いずれにしてもドーピングポリシーを見直し、新しい基準を策定する。他の団体から選手を派遣してもらうフェデレーションスタイルの中で、日本国内の団体に声をかけて、全体的にレベルアップするドーピング基準を設けていければと思っている。まずは日本の各団体に、ドーピングを全体的に厳しくというか、意識を高めていくきっかけを作れればいいなと思っている」と国内の他団体へもドーピング規定の強化を訴えていくつもり。 そして「どこまでも選手の意識改革だと思っている。これまでRIZINは厳しく検査が行われているということで、大半の選手は正々堂々と戦ってくれたと信じている。ただ、心無い選手や関係者、まだ知識がそこまで進んでいない選手や関係者もいると思うので、主催者として勉強会、講習会という形で、皆さんに参加してもらい、ドーピングに対する意識の啓もうと具体的に何がドーピングになるか伝えていく機会が作れればと思っている」と選手にも訴え。
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