【最新版】ネット銀行の金利・特典を徹底比較
住信SBIネット銀行では、SBI証券の口座と連携させる「SBIハイブリッド預金」を利用すると、普通預金の金利が年0.10%から0.11%にアップします。 また、円定期預金(1年もの)において、期間限定で年0.8%相当の還元を受けられるキャンペーンも実施しています。キャンペーンにエントリーしたうえで円定期預金(1年もの)に預け入れると、年0.4%の金利と金利相当の現金(年0.4%)で、合計年0.8%相当の還元を受けることが可能です。 ATMサービスで優れているのも住信SBI銀行の特徴です。「アプリでATM」を利用すると、セブン銀行とローソン銀行の入出金や残高照会に関しては、回数無制限で手数料が0円になります。 ■楽天銀行
楽天銀行では、振込などの取引ごとに楽天ポイントが貯まり、ポイントを手数料に使うこともできます。 金利に関しては、他の楽天のサービスと連携させることで普通預金の金利がアップします。楽天証券の口座と連携させると年0.10%から最大で年0.18%にアップ、楽天カードの引き落とし口座に楽天銀行を指定すると、年0.12%に上がります(いずれも税引前)。 現在実施しているキャンペーンは、円定期預金(3カ月もの)の金利が最大年0.8%になるという内容です。適用されるには、楽天銀行の「ハッピープログラム」でスーパーVIPまたはVIP会員になる必要があります。 ■PayPay銀行
PayPay銀行は、PayPayアプリと連携させることで便利に使える銀行で、PayPayマネーへの入出金が何度でも手数料無料になります。普段から買い物でPayPayを使っている方には便利でしょう。 金利に関しては、円定期預金(6カ月もの)の金利が年0.5%(税引前)になるキャンペーンを行っています。また、円預金と米ドル預金にそれぞれ50%ずつ預けることで、年2.0%(税引前)の金利を受け取れるサービスもあります。 ■自分がよく利用するサービスで有利になる銀行を選ぶ 銀行を選ぶうえでは、ATMの入出金、他行への振込など、自分がよく利用するサービスが何かを判断することが大事です。auじぶん銀行から三菱UFJ銀行への振込など、特定の銀行間の場合のみ手数料が無料になるパターンもあります。また、コンビニでの入出金が多い方なら、セブン銀行やローソン銀行を利用しやすいネット銀行が便利でしょう。 さらに、携帯電話、証券会社、クレジットカード、電気・ガスなど、日頃利用しているサービスも確認してみましょう。auじぶん銀行や楽天銀行など、同じ企業グループのサービスと連携させることで優遇されるケースもあるため、上手に活用したいですね。 ■ 安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。
安藤真一郎